本田技研工業

「ホンダレーシングサンクスデー」遠征しちょります。

 この記事はイベント前日、仕事の合間を見つけて書いてますが、きょうみたいな快晴ならバイクで行くのにな~…と思いつつ、四輪駐車券を買っちまった私です。もう完璧「ヘタレ」っスわ(苦笑)
 とりあえず夜中にもてぎへ着いて駐車場所を確保して車中泊し、きょうのイベントをまったり観覧しようかなと。
 最初でさいごの同イベント。
 攻略法もよくわからないまま、そして四輪も二輪もろくにレース観戦なんてしておらず、ライダーやドライバーがどこに所属しているのかもさっぱりわからないで観覧しようっちゅうわけですから、夜中にサーキットへ向かうくらい労力掛けてやることなの?~と言われれば“それまで”のハナシではあるのですが、私はレーシング・カーや二輪レーサーの外観造形を眺めるのが好きなだけ。そりゃあ、当該マシンに関する予備知識があれば尚いいですけどね。それほど没頭してもいません。それなりにカネ掛かりますし。

 きょうはマシンの咆哮をカラダで感じて、モータースポーツファンの熱狂ぶりを“雰囲気”として感じて楽しむ1日にしようと思っています。https://www.honda.co.jp/enjoyhonda/hrtd/2019/

ホンダコレクションホールに行って来ました~館内にて(11/バイク篇~2.)

 きのうから2輪車篇をなにげにスタートしておりますが、きのうは名車「ドリーム750」
きょうは「迷車」『ジュノオ』です。
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(左側が初代“K”,右側がモデルチェンジした“M”タイプ)

 札幌で、バイク1年生からずっとお世話になっているバイク屋は、今こそホンダの系列店を…れいの販売系列整理のあおりで“卒業”してしまいましたが、昔販売店感謝イベントで宗一郎さんと一緒に記念撮影したことが自慢の“ホンダ党”なので、私もこれまで店主のホンダびいきには感化されたものです。
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(「ジュノオ」Mタイプ↑単気筒→フラットツインへエンジン仕様変更。)

 そのホンダを売りまくったバイク屋も
「こいつだけはなぁ💧」~と若い頃丁稚奉公したバイク屋で販売上悩ませられていたのがこの「ジュノオ」だったそう。Wikipedia で見ると、ジュノオのほうがいわゆる「スーパーカブ」より早い発売だったんですね。

左右につき出たシリンダーヘッド!
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シート下がすべてガソリンタンク。スーパーカブもそうですね。
デカい燃料ストレーナが股の直下についてました。
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チェンケースはスイングアーム一体型で、チェーンは常時オイル浸け…ヤマハのXV750シリーズあたりもそうだった記憶あります。
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直線的で、なかなか悪くない全体のデザイン。

リヤシートなんかはすぐ取り外して荷台に変更出来そうな…カブに通ずるようなレガシーが感じられます。
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いくら「コレクションホール」とはいえ、古い車体はレストアしてますから、苦労のあとが…。
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「全天候型」~をうたっていたということで
かンなり立派なフェアリングがトレードマーク!
このへんは他の文献にも書かれてましたが、のちの同社「キャノピー」に受け継がれて行っているようです。
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1960年あたりというと、私なんかは生まれていませんし、バイク屋から聞いた話では
富士重工業が「ラビット」
三菱(重工)が「シルバーピジョン」
~とスクーターの源流みたいなモノを次々出して競争していた時分らしいのですよね。

このような“失敗”がホンダを大きくしたのです。

(つづく。)

ホンダコレクションホールに行って来ました~館内にて(10/バイク篇〜1.)

第10回からバイク篇となりました。

 クルマ写真は8回目に2回分以上の枚数使ったので、思ったより早く終わっちゃいまして…💦

自転車用エンジン。
 開発のいきさつはあちこちアガッていますし、ガイドツアーでも説明ありますので割愛。
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湯たんぽや茶筒で燃タン作るとは!
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 アメリカ軍の払下げ無線機用エンジンを400基以上譲って貰って「モノ」になるか試験して改造したのだとか。その執念たるやスゴい以上です。このあと、エンジン資源が枯渇してカブエンジンを作るに至る…ということなんですね。初めてきちんとしたカタチでお話を聞くことが出来ました。
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 エンジンのクランク軸に繋がっている
始動ロープ掛け用プーリ。
 “こま”のようにロープを巻いて!いきおいよく引っ張りクランクを回して“はずみ”をつけて始動…とずいぶんと手間が掛かっていたのですね💧今はリコイルがありますが、その源流だったようですね。
 エンジン始動といえば、昔はスタータークランクがエンジンフードの横あたりについていて、それをクランクと接続して回しながら始動…だったんでしょう?あの「ヤッターマン」に登場する『ヤッターワン』もスタータークランクでエンジン始動してましたよね(笑)
 こんな小さなエンジンに、そんな仕掛けは使えないのでロープだったんでしょうね。
 今は蓄電池技術が進んで、無線機の電源にエンジンまで使うことはないのでしょうけれど、昔軍事用無線機だと出力を上げるには内燃機関のチカラが必要なほど…だったとは!

 いろいろなことが繋がりながら当時の文化も透けて見えて来て、なんだかクルマ&バイク以外のことも楽しめる…ホンダコレクションホールってそういう場所なのかもです。

ホンダドリームCB750 Four

 これは、言わずと知れたホンダの、名車中の名車ですよね。
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 私はドリーム専門のマニアではありませんので、ドリームの詳細についてはプロ(並)のファン各位に任せてご覧下さい♪
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「世界初」4気筒機関搭載市販車。
「世界初」ディスクブレーキ搭載市販車。
「世界初」最高速度200km/hに達する市販車。
~あらゆる「世界初」をこの1台にブチ込んで発売したなんてロマンだねぇ。

 本田宗一郎らがヨーロッパへ輸出車のマーケティングに行った際寄ったスイスで見た白バイを見て開発を決意したのだとか。それは欧米人に受け入れられるには、まずは“車格”…欧米人の体格に合わせた車体設計をしなければならなかったそうなのです。スペック面も含めて、もうそれまでのトップモデルだったCB450では役不足だったのですね。
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 各部いろいろ凝視していたら…
 ブレーキラインから変わったパーツが分岐していて、そこから電線が伸びているんです。
 「あぁ!」~と気付き、フロントブレーキレバーをよく見ると、ブレーキレバースイッチ用ハーネスはありませんでしたから、たぶんオイルラインから油圧を分けて、その圧でスイッチしているのでしょう。いまこんなパーツは無いでしょうから、壊れたら大変!その時点で別の方法を採ったらオリジナルではなくなってしまいますものね。
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 「ザ・ホンダ」である2台だけで1回分使ってしまいましたが、ここで一旦ホンダネタはひと休み。実は写真のアップをまだしていないのです。私はパケット生活ですので、多数の写真アップはかなりの時間とパケットを使わなければならず、かなりの数撮影したバイク系写真がアップ出来ずにいるのです。

 ですので、ホンダコレクションホール記事は一旦これにて終了。またメドが立ったらアップしますネ。

ホンダコレクションホールに行って来ました~館内にて(9)

ホンダコレクションホール記事もかれこれ9回目になりますが
実はこれ「クルマ篇」での終了が次回で終了なだけで
バイク篇も予定しておりまして…💧さぁっせーん!

さて今回は汎用機…というより農機具。
でもさすがに農機具は使ったことも無いしぜんぜんわからないので
撮影した写真から来る感想だけ書かせていただいて終了です。

今の農機具はかなりハイテクらしいですから、人間があれこれ操作をしなくても良くはなっている領域が増えているでしょう。
ですのでこのようなレバーだらけでもないのでしょう、最新型は。

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私がなぜ農機具を撮影したかというと
この昭和なシェイプと色使いに注目して欲しかったのです。

何か感じませんか?
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そう、私はこれらを見てあの「ウルトラマン」シリーズに登場する怪獣退治チームのスーパーメカを思い出したのです!
特に左側ののは科学特捜隊のジェットビートルみたいな色してません?

…それが言いたかっただけwww

いまホンダ技研ではさまざまな実用機を販売しており、ボートの船外機も販売しているそうです。クルマのエンジンまるごと収納したパワフルなのもあります。3.6 L VTEC を搭載したスゴいのもありましたヨ。詳しくは同社サイトで。

(つづく。)

ホンダコレクションホールに行って来ました~館内にて(8)

 本日は私の誕生日でぇっす!
 もう50をとっくに過ぎたヲサンなので、ちっとも嬉しくないですが、本日も変わらず新着記事をらアゲてまいります。

 ホンダコレクションホールネタ8回目になりました。10回予定です。

 これはCR-X。超有名ですよね。
 来場客の中には「カワイイ❤」~というような反応もあるんですよね。今のミニバンばかりの文化からすると、たしかにファニーカーの素質ある。
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有名なベンチレーター。
アウタースライドサンルーフもあったと記憶しております。
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 マイチェン時にDOHC エンジン搭載の「Si」も設定され、この車体のようなセミリトラクタブルライトは固定式に変更されました。もともと元気よく走るワンダーシビックがベースですから、正味2名分しか居住スペースが与えられていなかった同車「1マイルシート」なんてオシャレな名前を付けて、出来るだけネガな印象をユーザーに持たせないようあらゆることをやっているなと。
 ちなみに同時期カセットテープブームでBASF から同車と同じ名前の製品が流通して、Dラーが販促品に使っていたことも覚えています。
 どんな商品だったのか、資料を提供下さっているサイトを発見、サイト主に許可をいただきご覧いただけることになりましたので、ご興味おありの方はこちらにリンクを貼っておりますのでご覧下さい。
「懐かしのカセットテープ博物館」ウェブサイトより「収蔵庫」・BASFジャパン“CR-X”製品写真↓
「カセットテープ博物館」サイトホーム

 のちに、EF系「サイバー」へ進化、当時軽量を活かした最速峠マシンになり、最終的にこのカタチへ。

EG系CR-X「delsol」。
 EF系の後期でついに「VTEC」搭載を果たして最速峠マシンが無敵峠FFになり…と、今もGTカーマニアの中では“語り草”。
 ちなみにジムカーナでもCR-Xはかなり速かったそーで。そりゃそうですよね、こんだけ軽量コンパクトなボディに170psのVTEC積んでいるわけですからね。
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「delsol」は「トランストップ」というアウタースライドサンルーフが着いた仕様もあって、スライドオープンにするとタルガトップみたいな状態に出来たそーで。
 これを装着するとルーフが重たくなって運動性が落ち、CR-Xの良さをスポイルしたという話も💧

そして「トゥデイ」。
 「ライフ」(初代)から10年以上乗用タイプの軽自動車新商品を発売していなかった同社がひさびさに放ったニュー・モデルですよね。
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「ミラ」「アルト」~に代表されるような40ナンバー軽のスタイルはみな同じようなカタチだったのが、突然ロー&ロングシェイプで発売。
「こんな車体で軽に出来るのか!?」
~とド肝を抜かれたものです。
アクティーのエンジンだったので、ちょっとうるさかったそーな。
でも、この屋根の低さでしっかり居住性確保しているのはさすがホンダ。「Nコロ」でお勉強してますものね。

「タイプR」群。
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 インテグラから始まった同シリーズ。
「Si」でも十分速かったのに「VTEC」を積んでさらに速くなっちゃった。だから「タイプR」はトンでもない…ハズ。
 乗ったことないので、どのくらい速いのかわからんですわ。
 個人的にはあの漫画の影響でシビックが好きです。しかし外観テザインは正直申し上げてインテグラの方がやはりまとまったデザインでかっこいい。ちなみにここでは「98 Spec」が展示されておりました。
 NSX については語るような資格無いのでノー・コメントっす。

アコードインスパイア。
 これは私が就職してシビックを買ってから間もなく発売し、ハイソカーブームに突入していた頃のクルマです。マークⅡ 3兄弟だとかと違ってデザインが若かった!やたらと“黒光り”してたしな。
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 FFミッドシップ5気筒っつのも斬新だったなぁ。しかし外観でひとつだけ気に入らなかったのが、フロントアクスルからドアまでに中途半端な距離が出てしまうのがFFミッドシップのデザイン特性でこれは仕方なかった。
 このあと3ナンバーの専用ボディでアコードの冠をとっ払った「インスパイア」が登場しましたよね。でも高価だったのにもかかわらずよく売れて、そのへんにたくさん走ってましたよね。
 あの熱病みたいなブームはどこへ行ってしまったのでしょうね?(苦笑)

「クイント・インテグラ」
 こォれも!当時売れまくってましたね~!
「ツインカム」というコトバがだんだん浸透して来た時分。ホンダはシビックあたりからこのツインカムを軸に商品のイメージアップやっていたと思います。山下 達郎氏の歌によるCMとか、YouTube でたくさん観られますよね。
 ホンダはこの頃なんでもかんでもリトラクタブルヘッドライトにしまくってました。
 ホンダはシビックで幅広いユーザー層を受け止めておりましたが、ライバルのトヨタはカローラレビン(S.トレノ)だとかで2ドアのカッコイイのを発売していましたから、ホンダもぶつけたかったんでしょうね。しかしこのクラスはまだまだ3ドアハッチバックが主流でした。
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「プレリュード」
 初代ですね。プレリュードは常に電気仕掛けの最先端行ってましたね。いかにもアメリカ受けしそうなデザイン。サンルーフ採用も早かった。なんと国産車サンルーフ初採用車ですよ!
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 純正アルミホイールの刻印は、展示用にキチンと成立させてあるという徹底ぶり!さすがはミュージアムです!
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 今回は私が若い頃にそこいらで走っていたホンダ車を、あくまで私目線でご紹介しました。

 今回はコメントかなりたくさん書き入れたので、昨日の24日新着アップ出来なかったことをお詫び申し上げます。
 そんなに期待して見ている方もあまりいらっしゃらないと思いますので、ゆる~くやっていきますネ。

 あと2回予定しております。

(つづく。)

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